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お知らせ・ブログ

2019年9月25日お客さまの声

【お客様の声】着物の扱いに慣れている和裁士さんなら、丁寧に扱ってもらえる




こんにちは、こべべディレクターゆう子です。




現在、オーダーバッグを製作しております。
(製作者:こべべ作家 とし江)

こちらの着物地は、
ご依頼くださったお客さまのお祖母さまが、
娘さん(お母さま)の嫁入り道具にと誂えた
想い出の一枚(羽織)だそうです。
素敵ですね^^





今回お客さまが、
数ある着物リメイク店の中から
当店を選んでくださった理由を
こんな風にお話しくださいました。





<お客さまの声>________

和裁士さんが作ってくれる…着付をやっている私には憧れすぎる和裁士さん‼️‼️‼️

和裁士さんに作って頂けるなら、着物の扱いにも慣れていらっしゃるので丁寧に羽織を扱ってもらえると思いました😊

_________________





確かに、その点は当店の強みでもあります。




娘の私が言うのも変ですが、
バッグを手掛けているこべべ作家とし江(母)は




着物のことを知り尽くした

熟練の技術を持ったプロの和裁士です。




一言で着物といえども、
一枚一枚全ての生地に
それぞれ違う特徴があって、




反物の製作工程の段階でもその違いは
さまざまです。




◯染め工程で染料の違い

◯織り工程の様々な織り方による手触りの違い

◯絹糸そのものの質の違い




またそれだけではなく、
和ねりが承るオーダーは
お客様が大事にされてきたお着物で
リメイクのご依頼を
お受けすることが多いのですが




その着物の着用頻度保存方法などでも
かなり着物の状態は変わってきます。
別のお客さまの例ですと、



・気に入られてよく着られていた
 であろうお着物は裾や袖口周りに
 汚れがあったり


・長い年月タンスにしまわれていた
 であろうお着物は朽ちて
 生地自体が弱くなっていたり


・着物が日に焼けており一枚の中でも
 色ムラができてしまっていたり 




など、
百通りの着物があれば百通りの表情
があります。




それら一枚一枚の着物の状態を把握した上で
バッグの製作であれば、
生地裏に貼る芯や補強部分などを
各着物の状態に合わせ見極め
変えていくのです。




なので、もちろん着物の質や状態によっても
バッグ製作やこべべ製作に「向き不向き」
というところが出てきます。




例えば、当店にある和服類で見てみると、




・この生地は傷みが激しいから
 バッグには向かないけど、
 傷みが少ない部分は
 こべべの半衿とかにはいいかもね


・この生地はしっかりしてるから
 形状を保つバッグに向いてる


・この生地は手で避けるくらい
 もろくなっているから
 リメイクするにはちょっと難しい




と、私が見ただけ
ちょこっと触っただけ
では分からない所を
母(とし江)はズバリ判断します。




私「この着物の柄はバッグにも映えそうじゃない?」


とし江『この着物はダメなんよ。
    解こうと思ったら縫い目
    の所から布が裂けそうになる。
    多分手でも避けると思うよ。
    ビリビリ… ほら。』


私「あ!ほんとだ」


とし江『でも、この着物の裏地はまだ使えるよ』





この時私には、
裏地の方がテロテロで弱く
表地はしっかりしていたように
見えていました。




素人目じゃ判断できない所を
触った感触だけで言い当てるんです。




和裁士歴40年以上、
優に 3500枚 を越す
着物に触れてきている
職人の手の感覚なんでしょうね^^




さすがです!











「この着物でもリメイクできるのかしら?」
というご相談もお受けしてますので
お気軽にお尋ねください^^
こちらから⇒




私たちお針屋和ねりは
<安心と丁寧なモノづくり>を心がけております^^




このブログ写真のオーダーバッグ完成は
素敵なエピソードと共にまた後日ご紹介しますね。






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