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お知らせ・ブログ

2023年8月7日お客さまからのこべべQ&A

『 小さなこべべ、柄合わせはどうやっているの? 』



お客さまよりご質問をいただきました。
 
 
《Q:ご質問》
ーーーーーーーーーー
振り袖や訪問着のような柄のあるお着物は、実寸の反物ではうまく柄が出ないと思いますが、どのように仕立てていらっしゃいますか?
ーーーーーーーーーー
 
 
他にも疑問に思わてる方も
いらっしゃるかと思いますので
また、良くご質問いただく内容なので
ここでもご紹介しようと思います。
 
 
まず こべべは、
製作に使う着物地はすべて
古布(アンティーク着物/正絹)を
使用しています。
 
 
つまり実寸の着物を
高さ約60cmの小さなこべべサイズにしているので
 
人が着るサイズでは問題のない柄でも
小さなこべべでは柄が大きすぎてしまう
という問題が良くあるのです。



 
(↓こべべの前巾+おくみ巾で約17cm程です)
 
 
では
▼《A:どのようにしているのかと言うと》
 
 
振袖や訪問着は柄付けも豪華で
大きくなっていることが多いですよね。
 
 
こベベのサイズには向いてないといえますが
大きな柄だから使えない、のではなく
 
 
柄の中でもこべべに合ったサイズの柄部分を選び
さらに元のお着物の雰囲気に近づけて
仕上げていきます。
 
 
大きな柄は使わずに、
小さめの柄を
〈メインの柄〉に
もってくるイメージです。
 
 
そしてもちろん、
こべべでの柄付けの際も
絵羽(えば)に見えるように
柄を繋いでいきます。
 
 
※ 絵羽とは = 背・脇・衽・襟など縫合せの部分にも
      模様が続くように染めたもののこと
 

 



▽こべべ写真
●粋coolこべべ~涼み~ シリーズ - tcool cobebe ~suzumi~ –
 作品名「花合わせ」Hana awase
 (夏の単衣のこべべ)高さ60cm



 
イメージ出来たでしょうか?^^
 
 
もしも小さなこべべ専用につくった小さな反物で
柄のサイズや柄の位置もこべべに合わせて
つくられていたとしたら、
柄合わせが正確にできるのは当たり前なんですが、
 
 
元々ある柄をいかにバランス良く配置するかは
つくり手の腕の見せ所ということになります。
 
 
          /こべべディレクターゆう子
 

 
◯つくり手:こべべ作家 田中とし江
     (和裁士歴48年   一級和裁士)
 
      赤木美根子・森下和子
     (和裁士歴38年以上   一級和裁士)
 
 
 
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お気軽にお尋ねくださいね^^
 
 

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