2018年8月2日掛こべべ -涼み-
あなたの想い出の着物を新たなカタチで残してゆく
涼しげな夏(単衣)のこべべ。
ふわりと風になびくこべべが
この暑さをちょっとだけ忘れさせてくれます。
着なくなってしまった単衣の着物も
こうしてこべべへ仕立て変え、
陽の目に当ててやることで
また新たなお役目を果たせるんです^^
さらに、
こべべとして飾ることで
その着物の想い出も一緒に甦ってきます。
タンスに大事にしまっておくだけではもったいない。
いつでも目のふれる所へ飾って
そのお着物の想い出を
子どもたちへと伝えてみてください。
きっと子どもたちにも
あたなの大切な想い出が心に残り
やがて大人になり
このこべべを目にした時に
ふと、
「お母さん、この着物の柄が大好きで
おばあちゃんが選んでくれたんだって
嬉しそうに話してたなぁ〜」
と必ず思い出してくれます^^
そしてわが子ができた時には
「このこべべはおばあちゃんの大切な着物だったんだよ」と、
この着物にまつわる母の想いを伝えていくはずです。
そうして次の世代へと
先人の想いが受け継がれ伝わってゆくんです。
こべべはその想いを伝えていくための
ひとつの方法でもあります。
大事にしまっておくだけでは、
その着物の存在はあなたしか知らないかもしれない。
もしかするとあなたでさえも
その着物の存在を忘れかけているかもしれない。
その着物の想い出を知っているのは
あなただけ。
誰にも知られることなく時が過ぎれば
いずれ捨てられゆく運命。
想い出の着物、大切な着物を、
子供たちへ残してゆきませんか?
想い出だけじゃない、
日本人の心も受け継がれてゆきます。
着物にはそんな力があるんです。
着物にある力は、またあらためてお話しすることにします^^
* * * *
* * * *
「そういえば、うちにもタンスに
しまったままの着物があった気がする」
思い出された方、
まずは着物を取り出してみてください。
懐かしい想い出がよみがえってきますよ^^
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お針屋和ねりはあなたのお着物を
大事に丁寧に新たなカタチへと甦らせます^^
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