2019年7月29日知っておきたい着物用語
◉単衣◉とは? /夏の着物のことです
『単衣(ひとえ)』とは、
本来着物には裏地を付けて
お仕立てしておりますが、
裏地を付けていない着物を
単衣(ひとえ)と言い、
大体6月〜9月頃の暑い時期に着る
夏の着物です。
対して、裏地が付いている
本来の着物の呼び方は
袷(あわせ)と言います。
▼単衣の着物(こべべ)
光が通り透けて涼しげ
▼袷の着物(こべべ)
また、単衣の着物には夏の着物地として
「絽(ろ)」や「紗(しゃ)」といった
絹織物が多く用いられています。
▽絽の生地の特徴
横線のように透き目が見える織り方
【ちょっとした疑問にお答えします】
◯単衣の着物を着る時には襦袢はどうするの?
絽や紗の単衣の着物を着るときには、
襦袢や衿も絽や紗の単衣の生地の物を着ましょう!
◯肌着はどんなものがいいの?
肌着もやはり薄手のものがオススメです。
キャミソールやタンクトップでもいいですが、
色がひびかない物を選びましょう。
下ばきの肌着には、
スカートタイプのものは汗をかいた太もも同士が
あたるとちょっと不快に感じるので、
ステテコタイプのものが
快適でとってもオススメです。